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Top News タクシーを活用したIoT見守りサービスについて ~全国最大、約4,100台のタクシーの「動く基地局」化を実現~

2017.09.07

プレスリリース

タクシーを活用したIoT見守りサービスについて ~全国最大、約4,100台のタクシーの「動く基地局」化を実現~

タクシーを活用したIoT見守りサービスについて ~全国最大、約4,100台のタクシーの「動く基地局」化を実現~

JapanTaxi株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川鍋 一朗、以下「JapanTaxi」)、株式会社otta(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:山本 文和、以下「otta」)および東京電力ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:小早川 智明、以下「東電HD」)は、東電HDが提供するIoT見守りサービス「tepcotta(テプコッタ)」の「動く基地局」としてタクシーを活用するシステムを開発し、本日より東京都渋谷区を中心に本格運用を開始いたしました。

tepcottaは、ottaの持つIoT技術を活用し、ビーコン(電波受発信器)を搭載したキーホルダーなどの専用携帯端末を持つ高齢者や子どもの位置情報履歴を、家族や保護者などがスマートフォンやパソコンで把握することができるほか、予め登録した基地局付近を見守り対象者が通過した場合に、メールや専用アプリで通知を受けることができる東電HDのサービスです。既に東京都渋谷区でサービスを開始しており、順次関東圏に展開する計画です(2017年5月17日お知らせ済み)。

この度、東電HDはottaおよびタクシー配車アプリ「全国タクシー」を展開するJapanTaxiと提携し、日本交通株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:知識 賢治)が運営する約4,100台のタクシーのお客さま向けタブレット「Tokyo Prime」に、tepcotta携帯端末を検知する機能を組み込んだアプリを導入いたしました。公共施設や民間施設に設置する固定基地局に加え、首都圏を中心に稼働している約4,100台ものタクシーが「動く基地局」として機能することで、よりきめ細かい見守り網の構築を実現いたします。

2017年7月末から順次タクシーにアプリを導入して検証を重ねた結果、すでにタクシーが約5,000回以上ビーコン電波を受信しており、今後「動く基地局」の更なる拡充を模索してまいります。

JapanTaxiは、公共性の強い本見守りサービスを通じ、ビジョンである「移動で人を幸せに」の実現を目指します。これからもテクノロジーの力でタクシー業界の未来をつくりながら社会に貢献できるサービスを創出してまいります。

ottaは、「みんなで、みまもる」をコンセプトとし、日本で初めてBluetooth®/ビーコンを活用した IoT 見守りサービスを開始したベンチャー企業です。 今後、関東圏は東電HDとtepcottaサービスを展開し、多くの方にご安心いただける社会の実現を目指します。

東電HDは、昨今の高齢者や子どもが対象となる事件や事故などの社会問題の解決につながる新しいサービスを創出し、電気事業以外の収益基盤の確立を目指しております。 今後、東京都から順次関東圏にtepcottaサービスを広げ、地域の安心・安全なまちづくりに貢献してまいります。
以上

  • 本リリースに記載されている会社名・商品名は、各社の登録商標または商標です。
  • Tokyo Primeは、業界No.1の日本交通タクシーの都内4,100 台(2017年9月現在)の車両に搭載された10インチ高精細デジタル・サイネージで音声付き動画を放映するサービスです。東京都心部に勤務するビジネス層・富裕層にリーチする事が可能です。
  • 「Bluetooth®」は、Bluetooth SIG, Inc. USA の商標または登録商標です。

参考

【検知イメージ】

日本交通のタクシーの後部座席に設置してあるタブレット内に、アプリをインストールして街中を走行することにより、子どもや高齢者が持つ端末が発する電波を検知することで、「動く基地局」として機能。

見守りネットワークのイメージ図

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